医療的ケア児童の受け入れ
生活する中で”医療的ケア”を必要とするお子さまを「 医療的ケア児」と呼んでいます。
呼吸のために気管切開をして機器を装着していたり、食事のためのチューブを胃に通していたりなど、日常的に医療ケアを必要とするお子さまを見かけたことありませんか?
出産時にNICU(新生児集中治療室)で治療を受けても、先天的な疾病等が残り、気管切開や経管栄養などの「医療的ケア」を受けた状態で退院するお子さまがいます。
いまの日本は新生児医療の発達により多くの命が助けられている反面、こうした医療的ケアが必要なお子さまが増加傾向にあります。
たん吸引
経管栄養
酸素管理
導尿
人口肛門
気管切開
気管吸引
腸管管理
NICU後の厳しい現実
現在NICU退院後の医療的ケア児の受け入れ先は殆どなく、一時預かりさえ難しいのが現状です。
さらに医療的ケア児が成長し、3~4歳の学齢期に達すると、医療的ケア児が通える保育園や幼稚園が見つからないという新たな課題に直面します。
保育園や預かり施設では、療育が必要と認められるお子さまの受け入れをしているところはあっても、医療的ケア児の受け入れ態勢はほぼ整っていません。
そのため保護者様は在宅ケアを選択せざるを得ないという状況が多くあります。
しかし在宅ケアを行う場合は、医療機器の操作、メインテナンス、消耗品の管理など慣れない機器に触れ、お子さまの状態を見守り続ける必要があります。保護者様によっては在宅ケアのために離職を選択される方もいらっしゃいます。
在宅ケアのために訪問看護を利用するという選択肢もありますが、小児専門の看護師は全国的に不足しており、医療的ケア児の増加に追いついていないのが現状です。
「医療的ケア児」を取り巻く社会環境では非常に課題が多く、多くの保護者様が苦労をされる場面が多くあります。
保護者のみなさまへ。
全ての負担を抱え込まないでください。
ご家族様の他にも看護師や研修を受けた保育者なども医療的ケアをすることが可能です。
こぱんはうすさくら富士宮教室では、今後も増えていくであろう医療的ケア児の受け入れを積極的に行い、保護者様の負担を少しでも軽減し、本人の成長に貢献することをが地域社会に貢献することと考え、その実現のために取り組んでおります。
お一人で悩まずにお気軽にお電話ください。