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児童発達支援

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発達に心配のあるお子さまや、療育が必要と認められるお子さまが、できる限り身近な場所で支援を受けられるよう、療育を行う専門性ある事業の名称です。

未就学のお子さまに対しての共通支援課題は

  • 他者を認識する

  • 他者のお話を聞く

  • お座りをする

と考えております。これらをひたすら繰り返し繰り返し行います。

 

お子さまは放っておくと、ひたすらウロウロ歩き、走り、飛び回り、目に入った興味があるものに触れ、口に入れようとしたりします。

ぐるぐる回っていたり、なども含めてそれを個性と呼ぶこともできますが、ひとりの人間として生きていくときに、その個性は「勝手」という言葉に変換されます。もちろん勝手な時間は、大人になっても必要ですが、それだけでは生きていけません。かといって、強制的に自由や勝手を取り上げることもできません。

 

勝手ばかりでは、社会や学校に出た時に、必ず衝突します。その衝突が、お子さまの行動や気持ちを萎縮させてしまうので、そうならないように勝手から、しつけ、そしてルールの理解へと導いていきます。くり返し、くり返し練習します。でもその練習の強制要素が強ければ、お子さまは反発して訓練の土台にも上がりません。

 

たとえば、お友だちとコミュニケーションがうまくできないお子さまには、お子さまの小集団に複数の指導者が仲介に入り、お子さま同士で「楽しく遊べた」といった経験を積み上げます。ほかにも、お椅子に座ることが難しいお子さまは、椅子取りゲームや、だっこゲームなど強制要素を少しでも取り払い、座るということを覚えていきます。

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